台湾時事ネタ

コロナ禍の台湾渡航①(ビザ申請~ホテル到着まで)

こんにちは。アジアンブリッジ東京本社の社員です。
2020年11月6日に成田空港から台湾桃園国際空港経由で台北入りしました。
コロナの影響で通常の入国とは異なりますので、これから入国を検討されている方の少しでも役に立てればと思い、私の経験をブログに残します。
※2020年11月6日現在、日本人の私が3か月以内のビジネスで台湾入国する際の情報です。条件や各種手続きなど変更になる可能性がありますので、予めご了承下さい。

目次
1 ビザ申請
2 PCR検査
3 日本の空港
4 台湾の空港

1 ビザ申請(10月15日予約、11月2日申請、11月5日受け取り)
2020年11月6日現在、観光での入国は不可。ビジネス目的で台湾に入国するには、
台北駐日経済文化代表処※でビザを取得する必要があります。
※都道府県によって、管轄している場所が異なるようです。以下の台北駐日経済文化代表処のHPを参考下さい。
https://www.roc-taiwan.org/jp_ja/post/25154.html
必要書類を揃えて、インターネットで訪問予約を入れて申請。申請時にパスポートを預け、2営業日後の午後にビザ付のパスポートを受け取りました。申請時に領収書を渡されるので、それがビザ付パスポートの引換券になっていました。

台湾駐日経済文化代表処

申請が予約制になっていますが、かなり先の予約しか取れないのでご注意下さい。
ちなみに、私は受け取り時に違う人のパスポートを渡されました。写真の顔が違うので、『あれ?私、こんな顔だっけ?』と一瞬フリーズしました。係員の渡し間違いだったようです。受け取ったパスポートはしっかり確認しましょう!

2 PCR検査
台湾渡航には、渡航の3営業日以内に検査したPCR検査の陰性証明書(英文)が必要です。私はネットで検索して、新橋にあるクリニックで検査を受けました。
無症状感染者も多いと聞きますので、検査結果が出るまでドキドキです。当日はパスポートのコピーを持参。体温を測り、先ずは抗体検査で採血。これはすぐに結果が出ます。陰性でしたので、過去にもコロナに感染していないようです。その後、唾液を採取して終了。15分位で終わりました。翌日の正午前にメールで陰性証明書も届きました!いろいろ会社に準備してもらって、陽性で訪台出来ないことや家族が濃厚接触者になることを心配していたので、陰性結果が出て、すごく安心しました!

※ビザ申請中は、手元にパスポートが無いので、コピーと写真はとっておきましょう!
PCR検査と抗体検査、英文の陰性証明書で33,000円(税別)でした。検査できるクリニックも増えてきているので、競争原理でもっと安く・結果も早くでる機関も増えてくると思います。

3 日本の空港


私は成田空港から出発しました。これがインバウンドで盛り上がっていた成田空港?本当に信じられないくらい人が少なく、寂しい気分になりました。

ちなみに、いつも成田空港で最後の晩餐で使っている寿司屋も休業していました。お寿司は、前日までに食べておきましょう!

今回、チャイナエアラインを使いましたが、チェックインの時に陰性証明書を見せました。
チケット受け取りに少し時間が掛かるようで、携帯番号を教えて昼食へ。15分くらいで電話がかかった来ました。どうやら台湾側に連絡をとって、問題ないか確認していたようです。

出国の際は特にトラブルもなく、人も少なかったので時間も掛かりませんでした。
今回のフライトでは乗客は20人位でした。

尚、チェックインの前に以下の入境檢疫系統(Quarantine System for Entry)にスマートフォン(PCではなく)で登録しておく必要があります。
https://hdhq.mohw.gov.tw/Default1?openExternalBrowser=1
フライトの座席番号も入れる必要がありました。事前にWEBチェックインをしていたので、それを空港までの移動時間で入力。申請終了のキャプチャを取って保存しておきます。
これも空港のチェックインの時に見せる必要がありました。

4 台湾の空港

空港に降り立つと、事前に登録した入境檢疫系統(Quarantine System for Entry)からショートメッセージが届いていました。入国審査の前に、もう1つのゲートが用意されており、そこを通るには、このフォームを完成させる必要があります。ただし、ここには台湾で使える電話番号の入力が必要のようです。この電話番号は2週間の隔離期間中の所在確認や政府からの連絡用に使われます。
ちなみに、私は中国語も英語も話せませんが、優しいスタッフさんが日本語でいろいろ教えてくれます。

台湾の電話番号が必要なことは知っていたので、事前にSIMフリーのスマフォを用意しておきました。昔使っていたスマフォをSIMフリー仕様にしておいた物です。空港に臨時のSIMカード購入ブースが出来ており、そこでSIMを買って設定します。初めてのSIM交換だったので、手間取りましたがスタッフさんの協力でなんとかクリア。台湾の携帯番号ゲットです。この番号をフォーム入力し登録完了。再度キャプチャを取ってゲートを通ります。

途中、サーモグラフィーを通り、体温を確認されます。
平熱でしたが、こっちへ来いと呼ばれてドキドキ。急に耳の中に体温計をグサッと入れらます。まさか耳で計るバージョンだとは思わなかったので、びっくりしましたが無事通過。

入国審査には、ほとんど人はいませんが、いつもより厳重に検査しているようで、結構待ちました。ということで、着陸から入国からトータルで90分くらい掛かりました。
(台湾の電話番号を持っている人は、ここまで時間掛からないと思います。)

入国後、公共交通機関は使えないので防疫タクシーで防疫ホテル(2週間隔離のホテル)に向かいます。タクシーに乗る前に、これでもかというほど、荷物と全身(靴の裏まで)にアルコールを浴びせられます。
台湾はコロナ感染抑止に成功しておりますが、入国者への対策を徹底しており、流石だと関心しました。<絶対コロナウイルスを台湾に入れない>という台湾政府の強い意志を感じた1日でした。

コロナ禍の台湾渡航情報②(防疫ホテルでの生活) につづく

 

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