台湾時事ネタ

コロナ禍の台湾渡航情報②(防疫ホテルでの生活)

こんにちは。アジアンブリッジ東京本社の社員です。
2020年11月6日に成田空港から台湾桃園国際空港経由で台北入りしました。

コロナ禍の台湾渡航情報①(ビザ申請~ホテル到着まで)はこちら

訪台後は2週間の隔離が義務付けられていますが、隔離されるホテル(防疫ホテル)での生活について、これから入国を検討されている方の少しでも役に立てればと思い、私の経験をブログに残します。

※2020年11月6日現在、日本人の私が3か月以内のビジネスで台湾入国する際の情報です。条件や各種手続きなど変更になる可能性がありますので、予めご了承下さい。

目次

1 隔離期間
2 ホテル設備(ORANGR HOTEL XIMENの場合)
http://www.orangehotels.com.tw/jp/store/
3 持参して役に立った物
4 隔離集合

1 隔離期間

11月6日現在、特別な許可を持たないビジネス目的の訪台の場合、台湾到着後2週間の隔離が必要です。違反すると高額の罰金が発生しますので、厳守しましょう。ホテル到着後に政府から携帯に連絡がありました。※入国には台湾で使える電話番号保持が必須になっております。詳しくはコロナ禍の台湾渡航情報①に記載。
この電話の電波で所在地の確認をしているようです。

私は日本国籍で普段は日本で生活しておりますので、防疫ホテルでの2週間の隔離となります。
台湾到着:11月6日(金)
隔離期間(2週間):11月7日~20日(金)
チェックアウト:11月21日(土)午前
台湾に到達した翌日から2週間の隔離です。私も直前までもう1日早く隔離が終わると思っていたのでご注意ください。

2 ホテル設備(ORANGR HOTEL XIMENの場合)の場合)


防疫ホテルに入ると、一切部屋から出ることが出来ません。
なので、ホテルを選ぶ時に注意したいのが、窓が大きい部屋を選ぶことです。
実は台湾のホテルには窓無しの部屋も存在し、窓無しや窓が小さい部屋にしてしまうと2週間も太陽の光を浴びられない事になるので要注意です。

隔離期間中、ホテルのスタッフは部屋に入ることが出来ません。よって、掃除や洗濯は自分で行うことになり、その為の道具が部屋には用意されていました。

また、水やマグカップの他、保温容器や体温計などが用意されていました。保温容器は余った白米を冷蔵庫に入れておき保管。口に合わない料理が出た時にお茶漬けにして食べるなど、重宝しました。

 

日本人であることを考慮して頂いたようで、日本食も出ました。

ホテルに入るとホテルのLINEに登録し、スタッフのやり取りはLINEになります。これは、外国語がほぼ話せない私にとって非常に便利でした。毎日、朝晩の体温を計ってLINEで連絡します。また、欲しい物があればLINEでリクエスト。しばらくすると、部屋の前の置かれています。(チャイムが鳴り、ドアを開けると人はおらず、設置された棚に物だけあります。食事も同じです。荷物を置いて速攻で移動しているようです!会わないこと徹底。)

仕事をするには暗すぎるとリクエストしたら、すぐに持って来てくれたスタンドライト。すごく嬉しかったです。

3 持参して役に立った物

ホテルのスタッフにリクエストすると買い物もしてくれるようですが、すぐに用意出来るわけではないので、私が持参して良かったと思うものをいくつかご紹介します。

・部屋干し道具

衣服は自分で洗濯します。洗剤は用意されていましたが、干す道具がハンガーしかありませんでしたので、これは役に立ちました。ちなみに、私は洗剤も持参しました。
そして、脱水しずらいので乾きやすく皺になりにくい服が良いです。
実はこの手洗い洗濯は隔離中一番苦痛でした。。

・食器を洗うスポンジ

洗剤はありましたが、なぜかスポンジが無かったので持って来て良かったです。
100均で買いましたが、かわいい顔が癒されます!

・まな板とナイフ

昼食に果物が用意されることがあるのですが、私は口に合わない料理が出た時の代替用に冷蔵庫に保管しておき、好きなタイミングで食べていました。その時にまな板とナイフは非常に役に立ちました。果物は味を裏切らないし、保管できるのでとても助かりました。

・お茶漬けや調味料

ほとんど好き嫌いがない私も、好みでない物や味を変えたい物がありました。そんな時に好きな調味料があるとだいぶ違います。

・ヨガマットと筋トレ道具

適度な運動を行わないと体調を維持できないので。毎日汗をかいてリフレッシュしました。

・タブレット

WEBニュースを聞きながら仕事や食事をしたり、Youtubeを見ながら筋トレしたりと重宝しました。事前にKindleに本も大量に入れていたので、良い時間つぶしになりました。

・十徳ナイフ

ハサミは代用できる物があまりないので役に立ちました。また、ドライバーがあると、ホテル設備のちょっとした不具合も自分で直せるます。シャワーヘッドが安定しなかったので、私はこれで直しました。

尚、ホテルのスタッフ経由で外部からの差し入れも可能です。
私はお酒の差し入れを何度かしてもらいましたが、ホテルによってはお酒の差し入れを制限している場合もあるのでご注意下さい。

4 隔離終了

晴れた日に1日20分程度、この場所だけ日光浴が出来ました。

 

以上、隔離生活のレビューでした。
あくまでも私のホテルの場合を記載しましたが、ご参考頂ければと思います。

隔離期間中はずっと座りっぱなしでしたので、やはり腰が少し痛くなり、メリハリがないので2週目が少し身体が辛かったです。
ただ、ネットで外部と繋がって会話も出来るので(オンライン飲み会もしました)、精神的にはそんなに辛くなかったです。
過ぎてしまえばあっという間で、ある意味貴重な体験が出来ました。
外部からの物資のみが命綱なので、日々の当たり前に感謝する良い機会になったと思います。

尚、隔離後もあと1週間は台湾で登録した携帯電話に体調を確認するSMSや電話が毎日ありますので、電源はONにしておく必要があります。

これから、台湾に入って隔離を経験される方、是非頑張ってください!

コロナ禍の台湾渡航情報①(ビザ申請~ホテル到着まで)はこちら

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