台湾時事ネタ

台湾のコロナの状況_2022年1月現在

はじめまして!アジアンブリッジ東京本社で営業を担当している積田です。

台湾では2020年3月21日に水際対策を厳格化してからもうすぐ2年が経とうとしています。
旅行や商業目的で台湾への渡航を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

春節が目前に迫ってきた今、台湾のコロナの状況をお伝えしたいと思います。

※当ページは2022年1月4日段階の各政府が公表する情報を参照にしておりますので、最新情報は各サイトよりご確認ください。

目次

  •  台湾におけるコロナ感染者数は?
  •  台湾におけるワクチン接種率は?
  •  オミクロンは流行っているの?
  •  いつになったら旅行に行けるの?
  •     台湾のコロナによる経済状況について

  •  台湾における感染者数は?

台湾では小さな国である利点を生かし非常に厳しくコロナ感染を取り締まっています。昨年2021年の夏に感染拡大が起きましたが、その後はほとんど国内感染者を出していません。最近では2021年11月で2名、同年12月に2名の国内感染者を検出しただけになっており、国内よりも海外からの入国者(ホテル滞在期間含む)に多くコロナ感染者が検出されている状況です。

そんな台湾は過去感染者数17,070人(内、死亡者850人)となっております。

台湾の総人口が2021年11月の段階で約2,340万人なので、総人口の約0.07%に止まっています。対して日本は感染者数が約173万人、総人口が約1億2,530万人なので約1.38%と台湾の規制の厳しさがお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

  •  台湾におけるワクチン接種率は?

昨年、日本から台湾に向けてアストラゼネカ社製のコロナワクチンを供与したことが話題になりましたが、台湾でのコロナワクチン接種は上記の夏の大感染後に活発的に行われてきました。2021年12月31日の段階で1回目の接種のみが79.4%、2回の接種を完了した方が68.6%と世界平均の49.8%を上回る接種率となっています。ちなみに日本は2回の接種を完了した人の割合が79.8%となっています。

昨年の11月頃にワクチン接種済みの人はマスクを外してよくなるのでは?とニュースが出回っていましたが、接種済みでマスクを外していた方がコロナに感染した事例があり、接種済みであってもまだマスクを外して出歩くことができません。しかし、日本同様に大規模でないイベントは行うことが許可されており、年末もMayday(五月天)などの有名アーティストがカウントダウンライブを行っていました。

  •  オミクロンは流行っているの?

日本国内ではオミクロンの市中感染が判明し、特に都市部では安心して外に出ることもままならなくなってきました。台湾では昨年12月末に外国からの入国者が隔離用ホテル滞在時とその後を併せて3名のオミクロン株感染者が確認されました。そして1月3日に桃園国際空港の清掃員1名がオミクロン株に感染していたことがわかりました。1月4日には他にも桃園国際空港で働く3名のコロナ感染がわかり、オミクロン株でないかどうかを確認している段階になっています。

オミクロン株に感染していたことが分かった方は自宅が桃園市内にあることから、市内でもオミクロンが広がっていくことが危惧されています。国内感染者を抑えていた台湾もオミクロンの影響で再度悪化することが予想されています。

 

  •  いつになったら台湾に行けるの?

今日現在の段階では、まだ旅行として台湾への渡航は禁じられています。家族の呼び寄せや特別入境許可がある雇用(赴任)・正規留学者は居留ビザの申請を行うことができます。台湾においてもいつ頃になれば個人旅行が行けるようになるかは明示していません。

台湾国籍の方やインドネシア、タイの方(移住労働)はまた異なりますので、別途ご参照ください。(https://www.mofa.gov.tw/News.aspx?n=13&sms=47

 

韓国に次いで日本から最も近い国である台湾。夜市や無数のバイク、朝ごはんなど台湾ならではの景色に胸を焦がす思いの方も多いとは思います。まだまだ台湾国内の感染状況は安定しませんがいつか台湾に行けるその日を胸に、先ずは日本国内の感染者数を抑えていきたいですね。

  •   台湾のコロナによる経済状況について

昨年のコロナ感染拡大の時には外食はおろか、買い物も制限され自由な購買活動ができていませんでした。店舗販売を主軸としている企業や店舗は大変苦労させられましたが、一方でインターネットネット通販を使った売上は右肩上がりとなりました。

2020年における台湾人の年間購買額の内、約52.9%がインターネットネットでの購入だと言われており、18~25歳はインターネットでの購入割合が60%近くまで占めるそうです。2020年の電子商取引額は1.2兆を超える市場規模があり、2021年以降はさらに取扱額が増すことが予想されています。

さらに、海外旅行に行くことができない今、海外製品の購入にはインターネットネット通販を通す必要があることから日本の製品は大変人気があります。昨年秋にも台湾のそごうデパートで日本物産展が行われました。(https://bit.ly/32NukIv

弊社アジアンブリッジも多くの企業様のEC支援、越境EC支援を行っており、自社サイトの構築から、モール・店舗展開、現地プロモーションなど一貫してお任せいただけます。左方バナーに弊社HPございますので、ご興味ある方はぜひ覗いてみてください。

 

引用:衛星福利部疾病管制署よりニュース
https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/List/MmgtpeidAR5Ooai4-fgHzQ?page=1

衛星福利部疾病管制署より春節時の検疫施策について
https://www.cdc.gov.tw/Category/MPage/y-WU-wWeGC8M5ihxysmbFw

Our World in Dateより台湾・日本コロナ感染者数、及びワクチン接種率
https://ourworldindata.org/coronavirus-data

中華民国内政部戸政司全球資訊網より人口数
https://www.ris.gov.tw/app/portal/346

総務省統計局より日本国内人口数
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/202108.pdf

東森新聞よりコロナ感染に関する記事
https://news.ebc.net.tw/news/living/296025

中華民国外交部よりビザ発行、入境状況
https://www.mofa.gov.tw/News.aspx?n=13&sms=47

MIC産業情報研究所
https://mic.iii.org.tw/news.aspx?id=597

EC取引について
https://www.wixtw.com/about-ecommerce

 

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